家族が毎日使う場所であり、狭い空間だからこそ快適さを追求したいのがトイレです。
年齢が上がるにつれて使用頻度もだんだんと増えてきます。夜中に起きて使うことを考えると安全面にも工夫や配慮が必要です。また、家族だけのプライベートの空間と思われがちですが、来客時に使われることなども考えて、いつも清潔に保つ工夫もポイントの一つですね。
1. 便器サイズを確認!
便器にもサイズがあります。といっても2種類ですが、エロンゲート(大形)サイズとレギュラー(普通)サイズです。エロンゲートサイズのほうがゆったり座れてお薦めです。
また、水たまり面が広いほうが汚れが付着しにくく、においにも差が出るポイントです。
2. 高さには要注意!
まず、便器の種類によって高さが違います。例えば、一般的な高さの37センチの便器と違い、車いす対応の便器は移乗がしやすいように高めの約42センチになっています。
また、便器の上にどんな種類の便座を置くかによって最終の便座高さが異なるため、座面の高さが重要な方は、しっかりと打ち合わせが必要です。
3. 便利な手洗い器
トイレで手を洗うとき、タンクからの水で手を洗っているお宅が多いのでは?しかし、その場合は立ち上がってから振り返る動作が必要ですよね?
手洗い器を別に設けておけば、無駄な動作がなく、楽に手を洗うことができます。最近は省スペースで薄型の商品もありますので意外と邪魔になりません。ぜひ検討してみて下さい。
4. 床の素材選び
何で仕上げるにしても、重要なのは滑りにくいこと!あとは、掃除の仕方によって選ぶのが良いと思います。水を流しジャブジャブ洗いたい人はタイルで。サッと拭き取り派の人はデザインが豊富なフロアタイルが良いのでは?
フローリングという方法もありますが、フローリングの場合は目地に汚れが溜まると取れにくいという問題点があるのでお薦め出来ません。どうしてもフローリングにこだわる場合は、傷や汚れに強い加工が施してあるフローリング材があります。
5. 壁からの距離は40センチ
トイレ空間が広く取れる場合は出来る限り広くとりたいですね。しかし、広いトイレ空間にできたとしても、便器を設置する位置が重要です。横幅が広い空間の真ん中に便器を置いたとします。その場合、両サイドの壁からの距離が遠いので、ペーパーホルダーが使いにくかったり、後々手すりが必要になって取り付けても使いにくくなることがあります。 壁からトイレの中心までの距離を40センチにすると、使いやすい位置に手すりやペーパーホルダーを取り付けることができます。
6. 扉の位置、形状は重要なポイント
入口の開口寸法は出来る限り広く取りたいですね。将来介助が必要になったとき、介助する人が楽に介助できる位置に立てるかどうか、車椅子の人は便器のすぐ傍まで寄ることが出来るかなど、扉の位置や形状によってスペースを有効に使えるかが決まってきます。家の環境、家族の状況に合わせて適切な位置、形状を選びましょう。
7. リモコンで水を流せます
タンクの水で手を洗うのと同じで、タンクに付いているレバーで水を流すには立ち上がってから振り返らなくてはなりません。自分が操作しやすい位置にリモコンがあって、そのリモコンで水が流せれば楽になります。改修の際には対応機種のウォシュレットがお薦めです。介護する立場でも、リモコンで水を流せると楽ですよね。
8. 手すりは壁に付きますか?
壁に手すりを付けるとき、強度が足りない場合には補強板を付ければほとんどの壁に取付が可能です。
しかし、見た目も気になりますので、せっかくリフォームをするのであればどこにでも手すりを付けられるように壁の補強をしておいては?壁だけでなく床に固定する手すりもあります。
9. 便器や照明の色は以外と重要です
便器の色によって雰囲気が変わるのはもちろんですが、毎日の健康状態をチェックしたい場合、便器の色や照明の色によっては分かりにくいことがあります。毎日のチェックが必要なひとは白色に近い便器がお薦めです。

10. 掃除のしやすさもポイント!
入り組んだ形など、便器の形状によてはホコリが溜まりやすかったり、すみずみまで掃除をするのが大変です。シンプルな形状の便器だと、楽に掃除ができるので足腰への負担も軽減されます。













